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「昔?」
「そうよ。昔はね、一人が嫌だーとかいって、お姉ちゃんの後ろずっとついてきてさ。」
「そうだったっけ?」
君は覚えていないのか、不思議な顔をする。
いつのまにか不機嫌なのは治ったみたい。
「そうだよ。それから無視とかすっごーく苦手で見つけるたんびに、お姉ちゃんー助けてってしがみついては、大泣きしてさ。ふふっ。」
「はっ?そんなことしてないけど。」
君は私が笑ったのが気に食わないのか少し不機嫌にまた眉を顰めた。
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