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おじいさんとオーロラ姫が去ったお菓子の家におばあさんがやって来た。
「ん?何で鍵が…」
このおばあさん、お菓子の家の持ち主の魔女だった。
魔女はすぐに家に入ると…。
「な~にぃ!
何でオーロラ姫が居ない!?まさか…」
魔女はカレンダーを見て、今日が100年目だと気付いた。
「しまったぁぁぁ!マレフィセントの呪いが解けたのかぁぁぁ…」
魔女は天を仰いで嘆いた。
魔女はオーロラ姫の眠りが覚めたら、お菓子の家をどんどん食わして、十分に太らせてから食べるつもりでいた。
「せっかくの高貴なご馳走が…」
魔女は仕方なく茨とお菓子の家を消して、毒リンゴを用意した。
「今度はこれで獲物を探すか…」
魔女は手籠に毒リンゴを入れて森に消えて行った。
end
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