本編

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ガチャ 「はるちゃん起きてる?」 「起きてるよ。」 さっきの大知のことがあるからなんとなく悠の顔が見れない。 「はるちゃん?こっち見て。」 「おはよう。」っておでこにキスされる。 「もう!そうゆうのことは好きな子にしなよ!!」 「はるちゃんのこと好きだよ?可愛いからしちゃうんだよ。」 そう言うことをサラッと言う悠にドキドキしてしまう。 「可愛くないよ!ちょっと脱がさないでよ!!」 「はるちゃんは朝から元気だなぁ。」 「それにははるちゃん一人でお着替えできないでしょ?」 「できるよ!!子どもじゃないんだから。」 「ふーん…じゃ俺見とくよ。」 「見なくていいよ!」 勢いで言ったものの確かに自分じゃ制服のネクタイが結べない。 (適当でいっか) シャツのボタンをしめてネクタイを適当に結ぶ。 「ほら!できたよ。」 「できてないよ。」 悠がシャツのボタンのかけ違いを外して直していく。 ネクタイも綺麗に結び直してくれた。 恥ずかしくて顔が真っ赤になった。 「顔赤くして…その顔、俺以外の人に見せないでね。」 「ん?」 「なんでもないよ。早くご飯食べに行こ。」 「う、うん…。」
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