りんごが怖い

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りんごが怖い

俺は高校3年生の田村電機! 俺は今恋をしているのだ! その子の名前は凛郷赤子。 みんなから禁断の果実の呼ばれている子。 理由は察してくれ。 その子に今日告白しようと思ってる。 「凛郷、俺実はお前のこと好きなんだ、付き合ってくれ!」 「気持ちは嬉しいけど、私もう直ぐ死んじゃうんだ、だから付き合えない。」 そう言うと彼女は駆け出した。 「ま、待って凛郷!」 俺は凛郷を追った。 「ごめんなさい。」 「俺はなぜ死ぬか聞きたいんだ。」 「そんなの病気のせいに決まってるでしょ……」 凛郷は俺の前で急に倒れた。 「凛郷、凛郷!」 その後病院に搬送され直ぐに死んでしまったらしい。 彼女の病名はりんご病だった。 俺は彼女が死んで8年経つがりんごを食べるのが怖いのだった。
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