6種のお話

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______________________ 「あっん、も…ムリッやぁっ」 「まだ3回目だろ、朱雨」 耳元で名前を呼ばれるとなんでも許したくなってしまう 「さん、かぃ…はっ、はくっで、しょ」 ハクの言った3回はハクがイった回数であって、僕はもう3倍ぐらいの回数イってんの! 「朱雨が可愛いのが悪い…」 「もっ、ほ…とにやらぁっ」 「これで終わりにするから…耐えてくれ」 激しい律動の後息を切らす音だけが部屋に響いた 「悪い、大丈夫か」 「だいじょ、ぶなわけ…ない……で、しょ」 「久々でがっつきすぎたな…」 「ね、もういいからシャワーしに行こ?魔法でやらないでね。」 「朱雨、魔法で洗うまでが、だからな。」 「やだって、何回イったと思ってんの?その…魔法だと3回はまたイくことになんの……だから、ね?」 「そうか、とりあえず風呂場に移動するぞ」 あぁ、もうなんの話も聞いてないよあの人。 「やるぞ」 せめてもの思いで、結界を自分の周りに張るけど、魔族ナンバーワンの方に勝てるはずもなく呆気なくパリンと割れてしまった
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