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全裸な生徒会長とブレザーのネクタイも外していない眞司。
会長は両手を纏めて…会長自身のネクタイなのか…括られて、図書室の机の脚に縛られ、口の中にはハンカチを詰め込まれていて、くぐもった声はそこから聞こえていた。
「…ううっ…ううう…っ」
会長は両足を大きく拡げられ、頭の上迄持ち上げられて腰を浮かせた苦しそうな体制のまま眞司と繋がっている。
繋がっている箇所からは紅い血が流れ出ていた。
「…まさか、本当にコッチは初めてだったんですか?それならそうと言ってくれれば少しは優しくできたんですけどね」
言葉とは反対に、眞司は動きを緩める事なく、それどころか…ますます強く突き上げ始める。
眞司が動く度に、会長の白い裸体も揺さぶられ、仰け反り。
会長の顔は涙と涎と鼻水でグチャグチャだ。
「…ううぅうぅ………っ!!」
呻きながらも会長の涙で潤んだ瞳は眞司を睨みつけている。
「…そんな顔で睨まれても、全然、怖くないんですけど…」
眞司は会長の姿を嘲るような冷たい眼差しで見下ろしながら、強く激しく腰を動かし続ける。
僕は恐怖を感じながらも、そんな2人を目を逸らせずに本棚の陰から見続けていた。
…と。
ふと、会長を犯している眞司が顔を上げた。
いきなりの事で、隠れる間もなく、僕は………。
-眞司に、見つかってしまった。
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