序章 俺の相棒

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 俺とこいつの出会いはなんてことない、アメ横だ。  そう、あの東京の観光スポットの一つ、あんちゃんが袋に入れちゃって入れちゃってといいながらこれでもかと入れまくるので有名な、パチのブランド、踊らないと売らないといってくる飲食店スタッフがいる平和な日本のアメ横だ。  俺がそいつと出会ったのは大学に入って出来た友人の田尻と入ったショップ。そこにあった。  一目惚れだった。  他と大差をつける長さ、ただ一点を狙うような研ぎ澄まされたスタイル、いらないものを全て排したその姿に惚れた。  これが俺の相棒となるPSG-1との出会いだ。  まぁ、実際は資金調達したころには誰かに買われていて、ショップを何件も探し、3件目で同じのを見つけたのだが……。  こうして俺のサバゲーデビューは始まった。
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