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男はその笑顔にもすっかり惹き込まれ、誘われるが儘、何の疑いもなく試食してみた。
「どうです。お味は?」
「甘くておいしいよ。わしは仕事柄、書類に目を通すことが多いのだが、目がしょぼしょぼしがちで困っておったところだから丁度いい。買うよ。幾らだい?」
「一粒○○です」
「そうか、なら全部買う。幾らだ?」
「△△です」
「そうか」と言って男は△△払って瓶ごと貰い、女を直ぐに帰したくなかったので話のタネにしようと早速食べてみることにした。
すると、男は一粒二粒と食べて美味い美味いと言っておいしそうに頬張っていたのに3つ食べた所で眩暈がして次に吐き気がして次に動悸が激しくなっておまけに幻覚が見えて来て錯乱状態に陥り、その内、息苦しくなってハアハア言いながらソファに踏ん反り返ってしまった。
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