詩集

ソラチネ

ねぇ　君は知らなかっただろうけどさ
その小さなニキビだったり
背の低さに悩んでるとこだったり
あんま太くないくせに深刻な顔してたり
そんなとこが僕は好きだったよ

ふざけて二の腕をさわったりすると
いつも拗ねてたっけ
おチビさんって言ったらすごい怒るし
そのくせたまに大人っぽいこと言ったり
君と居るとなんだか楽しかったよ

ありがとう
そんな当たり前の気持ち
いつから失ってたんだろう

ごめんね
そんな一言が言えなくて
君を苦しめたんだろうな

お互いにこれからは違う道を歩むから
いつかはその温もりも忘れられるだろう
僕は幸せでした
君はどうだったかな
あんま自信ないや

ばいばいサンキュー
それじゃまたね…