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富裕層が大金を叩いて作り上げるスペシャリティ至上主義はどうやら崩壊しそうだ。
コロナが落ち着いたらあれをしようこれをしようと希望を持つのもいいが、これからはコロナのある社会を人間は生きてくことになるだろう。
それは天災ではなく、人間のアシストした人災によるものなのだから
人間が良き方向に進化出来なかったことで執行された天の裁きといっても過言ではない。
しかし救いの道もある。
あえて現代風に言わせて貰うと、
映画やゲームで観たゾンビ世界よりはイージーモードということだ。
阪神大震災のおりはたまたま大阪にある寮の3Fに住んでいたわけだが、ある朝
吊してある電気がぶっ壊れたメトロノームみたいに天井にぶつかる音と、建物が倒壊しそうなほどの揺れで目を覚ました。
直観的な死を悟り、地震でぐにゃぐにゃになった廊下と階段を駆け下りる。
一階に着き外へ飛び出した瞬間に揺れは収まった。
部屋に戻る為、3Fにあがると「何で起こしてくれへんねん」と先輩に叱られた。
先輩共々、まだ若く状況に順応しやすいため、テレビを暫くみてたら、あろうことかものの数時間で飽きてしまった。
美容院に行ったが棚が倒れているため、本日の営業は私が最初で最後となり親に連絡をとるよう忠告を受けた。
今回のコロナは忍び寄る恐怖とこれから続いていく未来といった面で半永久的で厄介だ。
地球上にある一部の地域でのみ起きた現象ではないので、「可哀相だ。施しをしよう」ではもう収まらない。
さて、私はコロナが流行する前からずっともやもやしたものを常に持っていたが今回のコロナにより、そういったものから幾分解放されそうだ。
過去の偉人達がもたらしたスマホという功績により視力低下はあるが、視界は以前よりクリアにある。
現在、派遣されている会社で御高齢の従業員に「S(少女)さん、これどこにあります?」と問い掛けられた。
目をやると人差し指と親指で挟み、透明の物体がシュピンと立っていた。
(クリアファイル? クリアフォルダー?)
私は目視した物体を認識出来なかったのだ。
すると横から屈強な従業員が現れ、
「S(少女)さん。 あなたは完璧な仕事をしてます。 仕事が出来てます。あなたは何も悪くない。
今のはおじいちゃんの言葉が足りないだけです」と言った。
よくみると、ラミネートフィルムだった。
キムタク持ちしたラミネートフィルムに自身の気を通したような直立状態にして、名前がわからず「これ」と言ったのだ。
その屈強な従業員の一言を聞き、私はこの報告を一旦終えようと思う。
南海トラフ、富士山噴火、首都直下型・・・何かとあると思うが検討を祈る。
ご武運を。
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