魔王

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ヴァルトside 手当てをエルに任せて 俺はあいつが何処の誰なのかを調べるために自分の書斎にきた 確かこの辺りに人間の出自記録があると思ったのだが... あった そしてあいつの特徴と一致する人を探す なかなか見つからない もしや、出自自体隠しているのか⁈ あまりこの魔法を使いたくないがしょうがない  ヴァルト「memory collect(メモリーコレクト)」 この魔法は、自分が知りたい記憶を知ることができるが代償に魔法が1時間使えなくなるので使いたくなかったがまぁしょうがない ん?あいつ、三大貴族、木更津家の次男だと、あぁなるほど魔盲と白い髪と紅い目せいか 本当にクズだな木更津家 噂には聞いていたがこれほどとはな あとで潰しに行こう そろそろ手当ても終わった頃だろう 戻るか ヴァルトside end ---------------------------------------------------------- エルside ヴァルト様が調べに行ったので私は手当てに専念することにしましょう まずは、浄化魔法で身体を綺麗にしてと それにしても、細すぎですねこの子 目覚めたら、美味しいご飯を食べさせてあげましょう 身体のあざや切り傷は治癒魔法で治してもいいのですが、人間には負担がかかりすぎてしまうので酷いところ以外は自然治癒にしましょうか  薬を塗って、包帯を巻きましょう あとは、栄養剤と鎮痛剤の点滴して手当てはお終いです 1時間くらいかかってしまったのでそろそろヴァルト様もこちらに帰ってくることでしょう ヴァルト「エル入って大丈夫か?」 ちょうど、帰ってきたみたいですね エル「大丈夫ですよ」 あとのことは、ヴァルト様に任せましょう エルside end
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