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実はね...
僕とヴァルトさんは客室に戻ると、ヴァルトさんが僕をベットに運んでくれた
ヴァルト「今日は疲れただろう お風呂の準備ができるまで休んでいろ 俺は明日の仕事の確認をしてくる」
湊兎「うん ありがとう」
そして僕は、眠ったフリをした
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ヴァルトside
湊兎が寝たのを確認して、俺は明日の仕事の確認をするたまに自室に向かった
そして仕事の確認をする
明日は少しだけだな
嫌だが明日あいつを呼ぼう
湊兎のためだと割り切るしかないな
コン、コン、コン
ヴァルト「入れ」
ルカ「ヴァルト様お風呂の準備が整いました
湊兎様を頼んでもよろしいですか」
ヴァルト「いいぞ」
ルカ「私は、湊兎様の薬と点滴を用意してきます」
ヴァルト「あぁ」
ルカ「失礼しますね」
パタッ
ドアがしまった
さてと、湊兎を風呂につれてくか
ヴァルトside end
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湊兎side
ヴァルトさんが部屋から出て行ったのを確認して、僕はベットの側にある車椅子に乗ってトイレに行こうとしたが下半身に力が入らず乗ることができなかった
しょうがない 這いつくばってトイレに行くしかない
僕はベットから降りる
そしてトイレに向かう
身体がいたいけど、気持ち悪くてたまらない
吐きたい さっき無理して食べなきゃよかったと後悔しても遅い トイレの前まで来たがドアノブが高い位置にあって届かない
どうしよう
パタン
寝室の方からドアの開く音がした
もしかして、ヴァルトさんかな?
僕はヴァルトさんを呼ぶことにした
湊兎「ヴァルトさん こっちに来てくれませんか」
僕の呼ぶ声が聞こえたのかヴァルトさんがこっちに来た
ヴァルト「ここまで這いつくばって来たのか?」
湊兎「うん それよりトイレのドア開けてくれない?」
ヴァルト「あぁ」
ヴァルトさんがドアを開けてくれた
僕はもう気持ち悪いすぎて吐いた
湊兎「ぅッ ゲェホ ゔぇー」
ヴァルト「湊兎⁈気持ち悪いのか?」
湊兎「ぅんッ 気持ちわるぅッゲェホ ゲェー」
ヴァルトさんは僕の背中をさすってくれた
ヴァルト「すっきりするまで吐け 大丈夫だから」
湊兎「んぅ ありが..ぁと」
その後落ち着きヴァルトさんがベットへ運んでくれた
ヴァルト「部屋に来たらベットに居なかったから驚いた」
湊兎「ごめんなさい ヴァルトさん聞いて欲しいことがあるの」
ヴァルト「何だ」
湊兎「僕、実はね拒食症と不眠症なの 今まで僕地下に閉じこめられてて小さい頃はご飯も普通に食べれたんだけど そのあのねぇ僕召使いと兄様に暴力されたりッ ハァハァ すぅ〜 ハァッハ 《ヴァルト「無理に話さなくていい また過呼吸になるぞ」》 ハァハァッ 大..丈夫 僕のぉことを..犯すの それから食欲もぅ ハァハァ なくなって怖い夢ばっかりぃ 見るの ゲホゲホ だから僕寝るのが怖くなっちゃって グスッ えぇ〜ン
僕ッグスッ 本当は寂じかったの 地下のねお部屋に一人でね グスッ 暗いし寒いの」
ヴァルト「寂しかったな よしよし 大丈夫だ 今は俺がいるだろ ぎゅっと抱きしめてやる 温かいだろ ほら泣くな よしよし」
ヴァルトさんは、ぎゅっと僕を抱きしめて僕の頭をよしよしと撫でる
それがとても心地良くて
だんだん眠くなってきちゃった
湊兎「ヴァ..ルトォさん 僕眠くなっちゃったぁ」
ヴァルト「心配するな 俺が側にいてやるから 安心して寝ろ」
湊兎「ぅん お..やすぅ すぅ」
湊兎side end
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