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「カマリアさん、UFOが現れるんですか…!」
「いえ、この歌はUFOを呼ぶにはエネルギーが足りません。それにキーが高くて」
「そ…そうですか、なら他の歌を試して見たらどうですか?」
「いえ…今日は喉の調子が良くないので帰ります。そろそろ主人が帰って来る時間なので夕飯の支度を」
「え、そんな…!帰ると言わずもう一度お願いしますよ…!」
「はっはっはっ洋梨マンよ。あんた何かようなしだな…!」
豊京先生はいつの間にかお目覚めになっていました。
「ちょっとカマリアさん…!本番中に帰らないで下さい…!」
カマリアさんは持っていた竹ホウキに股がると空高く舞い上がりました。そして旦那さんが待つ沖縄へと飛び立って行きました。
「うわ…本当に飛んでっちゃった。初めから飛んでおけば良かったのに…」
豊京先生は空を飛ぶカマリアさんを見て再び気絶してしまいました。当分は目が覚めないと思います。
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