君の黒髪に似合う花を飾ろう

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 そう耳元で囁いて膝に手を置こうとした時、わっちの手を律さまの手が掴み、脇に置かれんした。 「僕は君と同衾しませんよ。昨日言った通り、食事をするだけです」 「なんでっ」  ん? と律さまはわっちを見んした。 「……わっちはそんなに色気のない女でありんすか?」
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