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「茉莉花、終電過ぎてるから表のオレ専用タクシーに乗せてもらって帰れ!タクシー使ったら又金欠になるんだろ?」
「はい。雄大さん
お言葉に甘えて失礼させていただきます」
表の黒塗りの車に乗りこみ、この煌びやかな世界とは結びつかないおんぼろハイツへ向かってもらった。
雄大さんは学生の頃から私の事情を知ってくれていて何度も助けていただいている恩人?
学生時代はバイトは常に2つ以上掛け持ちで。
家庭教師と時間の融通がきくコンビニ。
そーいや、雄大さんと知り合ったきっかけはコンビニだっけ??
残りものの弁当とパン屋のパンの耳かかえて走るわたしが異質に見え、声をかけられたんだ。
とりあえず、電気を止められる心配はなくなった事だし早く帰って寝よう、、。
明日も早い
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