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ごはんを食べた春陽は機嫌がよくなり、激務の末帰ってきたわたしに、突然やってきて手料理を振る舞わせた挙句、ベッドに押し倒し有無を言わず私まで堪能して帰って行った。
合鍵、、、渡したことは失敗だったな。
大学時代、バイトに明け暮れ帰宅が遅い私をいつも外で待っていたから、不憫に思いつい、、、。性根が悪いわけじゃないけど、社会人になってからは特に春陽の欠点が目につくようになってきた。
最近は時々こうしてわたしの家にきてごはんを食べて帰っていく。
手料理が食べたい。
っと言うわりに材料費は払わない。
最後に外食を奢ってもらったのはいつだったかなー
汐どきかも。
帰っていったドアを見ながらそのまま深い闇に落ちていった。
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