ゼロ

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ゼロ

もっと違う形で彼女と出会えていたなら。 何度そう思ったことだろう。 でもこの出会い方でしか彼女とは付き合えなかった。 僕らを結ぶものがこれしかなかったのだ。 そう、こうするしかなかったんだ…。 彼女の横顔を見守りながら、 僕は目を閉じた。 時間は二週間前に戻る。
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