つい、思い出してしまう

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つい、思い出してしまう

「えっと…とっても気が合う人!あなたのことが密かに大好きだけれど、なかなか貴方に言い出せないシャイな人!案外身近にいる人かも!そんな人を見つけたら、積極的に声をかけてあげて!もしかしたら同性…なんてことも!」 って!!意味深すぎだろ!! (どうだった?) 亜夜ちゃんからのLINEだ。 (気が合う人だって!) やばい部分が多かったので、俺は曖昧に返す。 だってこれ…… 昨夜のことが思い出される。 「あああああもう!!最悪だ……」 また思い出してしまって、顔が赤くなるのがわかる。 そして、もう一つのことにも気がついた。 「え?」 なんと、自分の股間がズボンの上からでもわかるくらいぴんっと主張していたのだ。 「………まじかよ」 仕方なくなった俺は、リビングにまだ兄が帰ってきてないことを確認して、部屋に戻り、ズボンと、下着を脱いだ。
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