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ピー、ガチャ おお…ホテルみたいすごい。かっこよー。 「お邪魔しまーす。」 ふぉーーーひろい!同室者いい人だといいなー。 「あ。」 「あ?」 後ろの席の顔が怖いイケメンくんじゃん。めっちゃ睨まれてんだけど。 「あ、俺もここに住みます。」 「…誰だよ。」 「柊桐です。」 「…本城燈夜。」 「本城くん、よろしくー。」 「名前でいい。」 「そう?じゃあとーや!俺の事も名前でいいよ。」 「…わかった。」 自己紹介も済んだし俺は部屋でも片付けよう。俺の寝室は部屋の左側、燈夜が右側。 寝室で荷物の入ったダンボールを開けて服やら小物やらをクローゼットに入れたり棚に置いたりする。 …燈夜顔は怖いけど思ってたより怖くなかった気がする。 あー…中学まではあんまり友達とかいなかったんだけど、燈夜とは友達になれたらいいかもなあ…。 うあー片付けつかれたーーー。 コンコン、ガチャ 「お前昼飯どうすんの?」 「んー…疲れたしめんどくさいからいいや。」 「はぁ…?飯はちゃんと食えよ…出来たら呼ぶ。」 「えっ。」 ご飯はいらないって返事すると燈夜は呆れた顔。てかさりげなくご飯作ってくれる宣言、燈夜世話焼きさんなのかな…?てかヤンキーみたいな見た目なのにご飯作れたんだ。 …おいしいのかなあ。
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