148人が本棚に入れています
本棚に追加
ピー、ガチャ
おお…ホテルみたいすごい。かっこよー。
「お邪魔しまーす。」
ふぉーーーひろい!同室者いい人だといいなー。
「あ。」
「あ?」
後ろの席の顔が怖いイケメンくんじゃん。めっちゃ睨まれてんだけど。
「あ、俺もここに住みます。」
「…誰だよ。」
「柊桐です。」
「…本城燈夜。」
「本城くん、よろしくー。」
「名前でいい。」
「そう?じゃあとーや!俺の事も名前でいいよ。」
「…わかった。」
自己紹介も済んだし俺は部屋でも片付けよう。俺の寝室は部屋の左側、燈夜が右側。
寝室で荷物の入ったダンボールを開けて服やら小物やらをクローゼットに入れたり棚に置いたりする。
…燈夜顔は怖いけど思ってたより怖くなかった気がする。
あー…中学まではあんまり友達とかいなかったんだけど、燈夜とは友達になれたらいいかもなあ…。
うあー片付けつかれたーーー。
コンコン、ガチャ
「お前昼飯どうすんの?」
「んー…疲れたしめんどくさいからいいや。」
「はぁ…?飯はちゃんと食えよ…出来たら呼ぶ。」
「えっ。」
ご飯はいらないって返事すると燈夜は呆れた顔。てかさりげなくご飯作ってくれる宣言、燈夜世話焼きさんなのかな…?てかヤンキーみたいな見た目なのにご飯作れたんだ。
…おいしいのかなあ。
最初のコメントを投稿しよう!