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「うまい。ねえおいしい。すごい、明日も作って。」
「おーいいぜ。」
燈夜はお昼にチャーハンを作ってくれたんだけど、めちゃくちゃおいしくて夜ご飯もお願いしたら作ってくれた。ハンバーグおいしい。
自分で作るのはめんどくさいし、食堂も人が多いらしくてめんどくさいし、燈夜がおいしいご飯を作っていいことしかない。すごい、感動。
「お前さー篠塚と仲いいの?」
「んーんぁー…んー…入学式で隣に座ってて、俺もたれかかって寝ちゃってたみたい。それで起こしてくれて、教室に戻りながら話してたの。で、席も隣に座ったみたいな?」
「ふーん…あいつ、一応人気者ってやつだから気をつけろよ。」
「なんで?」
「人気者にはファンが付き物だろ、どこの誰だかわからないやつが人気者に近づこうとしたら気に入らねえって思うんだよ。」
「うんうん。」
「んでそのファンたちは気に入らねえって思うやつのことを排除しようとすんだよ。…制裁ってやつ?」
「あ、教室で睨まれたのはそうゆうこと。」
「は?もう目つけられてんのかよ…。んでそうゆう人気者のファンのことを親衛隊って言うんだよ、全員が全員そうゆうことする訳じゃねえけど過激派なヤツもいるから気をつけろよ。」
「うん、うーん…うん?」
「…あんまり近づきすぎんなってこと。」
「あーうん、わかったわかった。」
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