14.かく。
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14.かく。 君が雲を描いた世界は 影が出来て 光が土を乾かすから 海を描いた 何にも無い空っぽの世界 君はただ記憶を貼り付ける いずれ無くなる事も忘れて 消えてしまうなら、もう描く手を止めて 風化していくなら、もう一度色付く前へ 君が色付けた世界は 掠れていって 書き直す君も居ないから 君を描いた
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