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7.真空
7.真空
眠ってく様だ
視界が霞んで いく
君が僕の首を掴む感触が伝わって
言葉にならず消えていく
僕が話していた人は誰だっけ
思い出せずに眠っていく
嗚呼 嗚呼失っていく意思の中
見た走馬灯に消えた
嗚呼 嗚呼もう思い出せないのかな
生きてた意味だって
沈んでいく様だ
終わりが近づいて ゆく
君が僕を殺す意味が分かんなくて
意味など無いと君は語る
僕が生きてる意味はなんだっけ
もう考えるのもめんどくさいな
嗚呼 嗚呼失っていく命を唯
僕が見つめている
嗚呼 嗚呼忘れたいのにさ
君がまだ首を掴んでいる。
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