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香多くんと良くんは体を洗っているがその横でアッキー&マッキーが双眼鏡で辺りを見回している。敵はやはり何か策があったのだろう。
「閉じ込めたからといって勝ったと思うなよ!!」
どこからともなく伊織先生の声が響く。
「来た!」
アッキー&マッキーは脇に置いていたモデルガンを手に取り空に向けて発砲。
「あれは!?」
五丁目さんが空を指差す。
「ドローン!?」
タッくんが叫ぶ。
「お風呂を覗くためには労力は惜しまない!」
伊織先生の声がドローンから響く。そんなことに金と時間かけるなよ……。
アッキー&マッキーが放つ銃弾を伊織先生のドローンはギリギリ避けていく。これ以上近付かれたら覗き成功になっちゃう!?
「仕方ないな……」
マッキーがそう言って体に巻いているタオルを少しずらすとドローンはマッキーに向かって飛んでくる。
「マッキー!!!!」
伊織先生の歓喜の声がドローンから響いたが、マッキーに真っ直ぐ向かってくるものだから、アッキーは狙いをドローンに定めて連続で発砲するとドローンは爆発した。
「勝った……」
アッキー&マッキーがそう呟いたが、あれは悪だったんだろうか?てか、金のかけ方半端ないよ!
とか思ってたらアッキーがトランシーバーを取り出して呟く。
「伊織先生、私とマッキーは一緒にお風呂入ってあげるから泣かないでね」
……伊織先生の覗きは阻止できたが、アッキー&マッキーが謎過ぎて、しりとりの勝者はどうでもよくなった。見える範囲でドローンが燃えているし、温泉ってこんなエキサイティングだったっけ?
ごーるでんうぃーくふぇすてぃばる後半に続くよー!待て五月♪
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