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電車に揺られていると睡魔に襲わられた。
今から電車で行けるのは4つ隣の県で6時間ほどかかるようだ。
「向こうに着いても泊まれる場所があるか分からないから、今寝とけよ。昨日寝れてないだろ?」
「それは、とももじゃん…。夜中に返信したくせに。」
「俺は大学終わった後昼寝したから大丈夫。慶太は、ほら、色々あるだろ…。」
「気使わなくていいよ、海斗と、ヤってそのあと朝まで課題してた。」
今まではっきりと口にしたことはなかった海斗との関係。今さらともにどう思われるか不安になった。
そんな俺の手をともは握りしめてくれた。
「俺が守るから。」
「ありがとう、最高の友達だな。」
「…おう。」
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