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セスイの説明を受けた彼は少し後ろで僕達に着いてきていた
「セスイは部屋の外にいて。」
「かしこまりました。」
「行こっ。」
ルンルン気分なのは同じ国出身だから。
打ち明けようと思うんだ。だって友達欲しいし。
王子様方3人は友達とかなれなそうだし〜
「よしっ、君日本から来たんだよね?」
「そ、そうだけど」
「実は僕もなんだ〜。ここさよく言う異世界なんだよね。君今日から主人公だよ。」
「まじか…。異世界転生とか本当にあんのかよ。って、あんた日本人じゃないけど…」
そりゃこんな絵に書いたような美少年は日本人には見えないだろうね。
「そこ重要!実は異世界の人に転生したみたいなんだよね。でさ、死刑になりそうになる運命なんだよね。そんなことはさせないけども。」
「大変だな。えっとその、この異世界はどんなことが起きるんだ?」
それ聞く?聞いちゃう?ショックで倒れないかな?
「覚悟して聞いてね。この異世界は君が3人の王子様誰かとくっつく世界だよ。」
「そうか」
あれっ、普通の反応…えっなんでなんで
「え、もしかして君…」
「ゲイだけど。」
はっ、僕が倒れそうになるところだったよ。
こんな幸せなことあるかな!?
目の前でくっつくところを見られるなんて。
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