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『嫌か?』と問い掛けると、首を左右に小さく振った蓮華。 「……怖い……本当は……凄く……怖い……でも……翠だから……大丈夫……」 俺が抱く事でレイプされた時の事が、フラッシュバックするかも知れねぇ。 それでも、塗り替えてやりてぇと想う俺は、蓮華の身体を抱き上げ、向かったのは、バスルームにある浴室。 15畳ある浴室の隅にあるのは、大きめのトレーニングマット。 蓮華を連れて帰って来る日まで、浴槽に入った後、柔軟体操をする為に用意していた物。 そこに、蓮華の身体を抱き上げたまま、胡座をかいた。
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