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瞼を開けると、左腕をつき、左手で頬を支えながら、私を見ている翠が居た。 確か、オムライスを翠と食べて、それから…… その先を想い出そうとした私の頬が熱くなり、お布団で顔を隠す。 「蓮華」 私の名前を呼ぶ声と、髪を撫でる手は翠の手。 両目の半分だけ出して翠を見る。 「可愛すぎるだろ」 目を細め、そう言った翠の瞳を見て、お布団から顔を出した私。 「翠、瞳の色が」 私が、今まで見てきたのは、ゴールドの瞳。 だけど、今見ている翠の瞳は、グリーン。
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