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翠との行為。
最初は、怖かった。
『ギャハハハハッ!』と下品な笑い声が聞こえ『翠』と呼んだ。
『蓮華』と私の名前を呼ぶ翠を見て、下品な笑い声が聞こえなくなった。
身体に、触れられるのも、翠だと分かると大丈夫だと想えた。
翠と1つになれた時、翠が過去を塗り替えてくれたのだとも想えた。
もう、怖くない。と想う私は、何度も何度も、頭の中が真っ白になり意識を手放した。
その後の事は、まるっきり覚えていない。
「次は、3回戦にチャレンジだな」
翠の言葉が聞こえ、首を左右に振る。
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