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「あぁ、荷物だ。段ボール箱に入っていたが、かなり重かった。
その荷物を持って、ボスの仕事部屋に運んだのは、俺。
もちろん、玲も一緒に、ボスの仕事部屋に行った。
運び終わった俺は、此処に戻って来て、煌蓮が今まて扱ってきたデータを調べていた。
そこに玲が現れて『今から出かけるからバイクを貸して欲しい』と言ってきた。
俺は『ボスが戻って来てからで良いんじゃねぇのか』と言うと、玲は俺に拳銃を向けてきた。
『話しにならないから、門を開けろ』と言い残して、リビングを出て行ったのを追いかけ、何度も止めた。
だけど、玲は俺に冷たく言った。
『私のする事を邪魔しないで』と。
玲は、俺達の事を信じて、話しをした訳じゃねぇんだと思った。
だから、俺が繁華街まで、玲をバイクの後ろに乗せて行った。
その後、此処に戻って来た俺は、繁華街の防犯カメラを調べた結果、昨夜火災が起きていた事を知った。
その映像が、これだ」
拓海は話した後に、パソコンから、プリントアウトした映像を、俺達に渡してきた。
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