2435人が本棚に入れています
本棚に追加
20分後、産婦人科病院の裏口から、私を待っていた人と一緒に出て、停まってある車に乗り込んだ。
「着くまで横になってなさい」
その言葉に頷いて、後部座席に寝転んだ。
全て私のシナリオ通り。
初めから、私が計画を立てた事。
ただ、記憶をなくした事が、私の中での誤算。
全てを調べる事が出来なかったのは、煌蓮と烏の落ち度。
そして、烏は、別の物を求めた時点で、GAME OVER。
そんな事を思っていると、私はいつの間にか、眠りについていた。
最初のコメントを投稿しよう!