春のひととき

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「さて、来月のカフェメニューは何にしようかな…」 ある日のことです。 いつものようにうたうものカフェのオーナー兼店主兼シェフのうたうものさんが来月のメニューを考えていました。 え? 世間はそれどころではない? ノンノン! ここはエブタウンの中ですよ? なんでもありです、エッヘン。 カランカラン~♪ 「こんにちは…」 扉を開けると鳴るドアベルが心地よく鳴り、うたうものさんはドアの扉を見ました。 入って来たのはショートカットがお似合いの美女でした。 「いらっしゃいませ。おひとり様ですか?」 うたうものさんがそう問うと、女性は頷きました。 「はい、そうです。…あの突然ですけれど、うたうものさんでいらっしゃいますか?」 「?わたしが私がそうですが、何故私の名を…?」 首を傾げるうたうものさん。 慌てて女性が答えます。 「はじめまして、私は奏音 美都と申します。実は(*^o^*)凛さんにお手紙でここに来るようにと。うたうものさんが優しく迎えてくれますから、安心してくださいねって。あと同封されたこれをうたうものさんにお見せするように、と」 そう言って、美都さんがうたうものさんに緑のハート型の紙を見せました。 「緑のハート…?なんだろう?」 カランカラン~♪ 「こんにちは」 美都さんの次にやってきたのはhaoriさん。 haoriさんの肩にはプリンちゃんもいます。
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