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なにが起こったのかよく理解もできないまま私は一人で電車に揺られながら家へと向かう。 横山くんは私をはめたのだろうか。 さっきの人たちは誰? キスをされそうになった時の場面を何度もフラッシュバックする。 そして、横山くんがあの時意地悪く笑みを浮かべていたのが頭にこびりついて離れない。 私は横山くんを信じてた。 友達だって思ってた。 なのに、裏切られたんだ。 私の心の中でその時何かが壊れた。
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