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私が一連話した後、 「横山くんって人、酷いね。でも、皐月ちゃんのこと、好きだったんじゃない?」 しおりが言った。 「その話しかけた男子。俺。でも、俺。もう少し篠山さんと関わってるんだけど。」 坂下くんは不満ありありの表情で言った。 「私本当に覚えてないよ…?」 「そっか。篠山さんにとっては結局その程度の出来事だったんだね。」 「何かあったっけ?」 私がそう聞くと、坂下くんは話し出した。
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