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「俺は、何もできないけど、君の味方だから。」 「ありがとう。でもね、私といると君まで巻き込まれる。それに。五股目の男って言われたら嫌だから。私も。君も嫌でしょ。だから。私には構わないで。でも。嬉しかった。ありがとう。」 篠山さんはそういうと、俺の飛ばしたパンのゴミも持って屋上を後にした。 俺はもう何もできなくて、話しかけることもできなくて、いつも遠くで見守ることしかできなかった。
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