波乱だらけの夏休み2

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「実はね、今日本当は大地がわざと俺に機会を与えてくれたんだ。」 「どういうこと?」 「こなかったのは俺たち2人にするため。大地は多分皐月は俺のこと好きだからきっかけあれば気付くって」 「そうなんだ。でも。坂下くんって私のこと」 「うん。引いてくれたんだ俺たちのために。」 「じゃあ。坂下くんのためにも幸せにならないとね。」 私たちは今度は本当の恋人同士としてどちらからもなく手を繋いで歩き出した。
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