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幸せに
私はしおりをファミレスに呼び出した。
しおりには内緒でそこには圭太もいた。
「なんで、圭太くんもいるの?」
「しおり、とりあえず座って、大事な話するから。」
「うん?」
しおりは私と圭太と反対側の椅子に座った。
「あのね」
「もうこの時点でわかるよ。2人付き合い始めたんでしょ?」
私が言う前にしおりはそう言った。
「あ、うん。そうなの。」
「そ。」
しおりは興味なさそうにそう言った。
「ごめんね。」
「なんで謝るの?」
しおりは私の顔なんて見ないでそう言った。
「だって、私圭太のこと嫌いとか、興味ないとか言ってたのに。」
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