472人が本棚に入れています
本棚に追加
ホームルームが始まった。
「んじゃあ新歓のくじ引きやんぞ～」
「いや説明なしかよ❗」
「知るか。ほら前のやつから引きに来いよ」
「「「はーい！」」」
…次、僕の番だ！
ｶﾞｻｶﾞｻ
『うーん・・・えい❗』
赤？
「ん？赤だったのか？」
『うん。錬くんと竜くんは青？』
「どういう意味なんだろうね？」
「あー新歓は鬼ごっこだそうだ！
赤が逃げる奴で、青が鬼な」
は、走るの苦手なのに～
ハァ
落ち込んでいると ｶﾞｼｯ と錬くんに肩を捕まれた。
？
(こいつが逃げるとかマジかよ
ぜってー狙われんじゃねぇか
あークソ俺が守ってやりてぇが付きっきりっつー訳にもいかねぇし……
ん？俺が捕まえれば良いのか！
よし、なら・・・)
「手、出せ」
疑問に思いながらも手を出すと錬くんは無言で僕の掌に文字を書いていく
［ゆとりの泉］
たしか敷地内にあった池のはず、
「絶対にここに来い。
人にいうなよ？」
ｺｸｺｸと頷く
ビックリした～
何でかな？
最初のコメントを投稿しよう！