プロローグ

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「失礼します。優弥です。」 「フン、相変わらず気持ちの悪い奴め」 「まあまあ父上、あの無表情も、当分見ずにすむんだから」 「アイツにストレス発散と性欲処理以外の使い道があるとはな 少しはあの寂れた書庫に押し込んだ甲斐があったってもんだぜ」 ?何の話だろう?追い出されるのかな? 「優弥、桜木学園にいけ。」 「え?桜木学園って」 ガンッ 綾部兄さんに蹴られた。 「許可なしに喋ってんじゃねぇよ。 まさか文句が有る訳じゃねえよな?男娼ふぜいが」 「綾部、蹴るのは良いが顔は止めろよ?大事な商売道具だろうからな 優弥、まあ簡単に言うとだな、桜木学園の金持ち坊っちゃん共をオマエの虜にしろ。得意だろ?」 「そーいうこと。うちは所詮成金一家。舐められるわけにはいかないんだよ。今年の桜木学園は大企業の御曹司ばっか。そいつらを僕ら上条のバックにつける。ほら、いうだろ?恋は盲目って🎵ね、父上」 「ああ、明日から転入生として行ってこい。月1で報告しに来いよ?」 「……」 「返事は?」 「あ、はい」
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