その日

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【原油価格がマイナスに】  実際に中を確認してみると、20日のアメリカの原油先物取引で1バレル当たり、マイナス37.6ドルになったと書かれている。  私は夢でも見ているのだろうか。  原油というのは、油田から採掘された精製されていない化石燃料のことだ。車のガソリンはもちろん、アスファルトなどの材料にもなる大変重要な代物だと記憶している。  確かに各地の都市閉鎖や外出自粛で値段が下がることは想像できるが、さすがにマイナスはいかがなものだろうと思う。  これを1軒の店に例えたら、店主が「お金をあげるから原油を引き取ってくれ」と言っているようなものだ。  WTI原油先物チャートを見てみると、今年の1月頃には約60ドルの値をつけていたものが川を下るように値崩れを起こし、3月の上旬辺りで1度。そしてつい先日に2度目の『滝』が姿を見せている。  一度0まで落ちた後、多少は切り返した感じもあるが、この後どのように動くのかは未知数だ。
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