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「、 、 、 ふーん それで蘭花は悩んでるってこと?」 自分の中にある訳のわからない感情をどこにしまえばよいか、捨てればいいのかはたまたなくせばよいのか。自分なりに考え考え抜いても出なかった答え それを彼女なら知っているんではないかと悩みを打ち上げた結果 「興味があるってことじゃない? その人に」 「... はぇ? 」 ふみかちゃんには失礼だがあまりにも普通の回答に間抜けな声が出た。 ...興味があるって私はそんなことでこんなにも悩んでいたのか?と驚きでいっぱいだ。 興味があるから宛先不明の人に自身の中にある理解不能な想いを抱くのか、 否!それは違うと思う...! 「ふみかちゃん、流石の私でも興味がある・なしにきづくよ? ...上手く言えないけどそんな言葉で片付けられないぐらいの想いなの」 そう。メールのやりとりでこんなに胸が高鳴るのも、メールの返信が待ち遠しいと思うのも全部全部、自分の中にあるこの可笑しな気持ちのせい。これは決して興味があるとかの次元ではない そのことは自分でも気がついている。 やっぱり自分の気持ちの整理整頓がなっていないからふみかちゃんにも伝わらないのかな。 なんていうか、もっと深い感じの、、、 「じゃあ... 恋とか?」 「、 はぇ!?」 本日二度目の間抜けな声。 「ち、 ちが、 ちがぅ... 」 自分でも分かる程に声が小さくなっていく。 心では違うと叫んでいるのにその思いとは裏腹に情けない声でしか否定できない。 「、 、 、」 広角がいつもの二倍以上にあがり、目がニマニマしているふみかちゃん。 ...な、なんか不気味だ。 「、 ふーん。 へぇー。 なるほどねー。」 その声は少し上ずっており興奮を隠しきれていない彼女。絶対に納得してないよ! 「だ、 だからほんとにそんなんじゃないってば!」 「はい、 はーい。 蘭花は恋しちゃってるのね」 ニヤケ顔を連発する彼女は私の声など聞こえもしないかのように話を続ける。 「でもまぁ、 蘭花の感は昔からよく当たるし、 これだって思ったら突き進む定点的な頑固者だし、あたしが何言ったって聞きやしないものね。 メールの宛先不明な人は怪しいと思うけど今のとこは大丈夫なんでしょ? まぁ、 いざとなったらあたしが助けるしそれまでは浮かれててもいいんじゃない?」 む、 むむ。最後のは余計だけど納得できない。ほんとに違う、 と思う でも、君と僕さんは良い人だと文面から伝わってくる。自分の中で、本能で悪い人ではないとわかる。 会ったこともないのに何言ってるんだと思うかもしれないが君と僕さんの文面は思いがぶわぁと自分の心の中に染み渡るのだ。今まで出会ったことのない未知な人。いつか会ってみたいな、
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