ホットミルク
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ホットミルク
ホットミルクの底には友人がいる。 会った事も、話した事もない。 最後の一滴を啜る時に流れてしまうからだ。 彼は胃袋に着くと、せっせとウォーキングを始める。 そのうち彼の足音は溶け、とくとくと血液が流れる。 ほっと息をつくと、気配はどこかに消えてしまった。
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