第1話 春

2/11
前へ
/50ページ
次へ
「イジメってなんで無くならないのかな」 そう呟いたのは、ライカ。 彼女は、魔法使いだ。彼女の仕事はイジメなどで悩む人間によりそい、その悩みを解決する事だ。 「そりゃ、悪口を簡単に言う人々が大人になってもいるからじゃない? イジメた本人はすぐ忘れるけど、イジメられた人はその事を一生忘れないわ。」 ライカの呟きに そばにいた女が答えた。 その女はライカの親友のカオリだ。 カオリもライカと同じ仕事をしている。 2人は魔法使いだ。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加