0人が本棚に入れています
本棚に追加
私の存在って何なの
私には心の底から愛している人というより愛さないといけない存在がいます。
その人とは何日か前まで愛してて仲が良かったのですけれど、
先日から仲が悪くなって不穏な感じです。
それでも私は愛を取る事を選びます。
私と彼は婚約している仲なので私は愛を選んで彼はどっちを取るのかが
わからないという状態です。
私のお名前は霧崎美鈴。
年齢25歳で霧崎家の令嬢です。
結局、彼とお話したくても彼は忙しくて会う事も出来ないので
お話が出来ません。
そこで私は彼とお話しないといけないので彼の自宅へと家を出て
向かうのですけれど、そんな時でした。
彼が別の女性と手を繋いで歩いている所を目撃してしまった私は
そのまま尾行する事にします。
尾行しているのですけれど、彼の家とは違う方向に向かってて
そこは高級住宅街でまさにお金持ちの人しか住めない場所でして
その中の一戸建ての家の中へと2人は消えて行きました。
そこで私の尾行は終わるのですけれど、それでも私は2人が入って行った
一軒家をずっと見ているのです。
そうすると2人は二階にあるベランダから姿を現すのですが、
2人はイチャイチャしてて何かをしているようですけど、
私が居る場所からでは良く見えません。
そうすると私の目の前にいつの間にか、一人のメイドがおりまして、
そのメイドから誘われるようについて行くと、私とメイドは
彼と女性が入って行った家の中へ入って行くのです。
私はお邪魔しますって言ってから履いている靴を脱いで上がるのですけど、
そこはまるで高級な物ばかりで私には無縁な世界でした。
メイドから案内されるように私はついて行くと、案内された場所はベランダで
彼と女性が愛し合っている姿でした。
愛し合っているというのはセックスしているのです。
その彼の姿を見ていると本当に幸せそうで羨ましいと思う私ですけれど、
それでも私は彼との愛を取りたいと思います。
しかし、彼と女性はセックスを終えると彼は私の姿を見ているのですが、
彼はこちらへと来るとこう言ってくるのです。
君とはもうやっていけないから終わりにしようって言われると
私はそれを素直に受け入れる事にします。
受け入れた事はいいのですけれど、これは事実上の婚約破棄なのかなって思います。
彼は私との愛より女性との愛を選んだので仕方がないと思います。
婚約破棄された私はその場から離れて家から出て行くと、私はとぼとぼと歩いているのですが、
公園を見つけたので公園に寄ってベンチに座って休んでいるのです。
ベンチで休んでいると婚約破棄されたショックで私は目に涙が浮かんで泣いているのですけれど、
私の事を励ましてくれる人もいません。
今日は晴れてて良いお天気なのですけど、私の心の中は大雨です。
心の中は大雨で私はどうすればいいのって感じですけれど、
ずっとその事を考えててどうしようもありません。
そんな事を考えてばかりいたら、いつの間にかに公園の中にある街灯が点いてて
辺りは暗くなっているのでした。
本当に私は何時間も悲しくて泣いていたのかなって思うと情けない限りです。
それでも私はきっといつかは幸せになれると信じています。
女性はみんな幸せになるために生まれてきているのですからっ!!
最初のコメントを投稿しよう!