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目が覚めて、段ボール箱を目にした俺はやっと何をしていたのか思い出した。
「ふぁ~……。何に使うかなぁ…。」
一人呟いて、ハッと思いつく。
とりあえず知り合いに聞いてみよう!
「え~…。なんでも吸い込むん(画像参照)を手に入れました。…え~…っと…吸い込みたいことがあったら返信ください。…っと。」
―数分後
ピコン
おっ?なんか来たぞ?
『今度、ピアノの発表会があるんだけど、絶対本番前緊張するじゃん。そういうのも吸い取ってもらえるの?(てかそんなもん存在すんの?)』
姉だった。
「…。…。存在するよっ!」
信じてもらえないのは当たり前だろうか。
面白半分かもしれないが、返信した姉はすごいのかもしれない。
にしても、緊張かぁ…。
説明書をまた取り出す。
うーん…。うーん?うーん…。
……まぁ……。
なんとかなるっしょ!!!!
「たぶん大丈夫。うまくいかなかったらごめん…っと。」
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