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無理だけど、受け止めなきゃいけない、いつかは絶対。
その時は君と、・・・・さよならするときだね。
さよならなんかしたくない。君のいない人生とか考えられない。
大袈裟だって?大袈裟なんかじゃないよ。
目が覚めるような運命的な出会いをしてしまったんだから。しょうがないじゃないか。
「なに、いつまで寝てるの?おはよう!」
職を失った次の日。君は元気に俺を起こしてきた。俺は布団を顔までまた被る。君の顔を今は見れない。そしてこんな情けない俺の顔なんて見せたくない。
「むむ!今日はお寝坊さんだね。今日はいいお天気なのに、もったいないよ。」
君の明るく笑う声が俺の布団の上に降ってくる。涙が出そうになった。
世界はこんなにも謎のウイルスに苦しめられ、恐怖に包まれているのにこんなにいい天気だとは。現実から余計に目を背けたくなる。
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