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「だから、さよならはナシよ。あなたとはずっとこの先、10年も二十年も・・・。ううん、お墓に入ってもずっと一緒にいるんだから。幸せにしてもらいたいし、私も幸せにしてあげたいから。」
背が小さくて、ふわふわとした子でどこか世間知らずで。純粋で、笑顔がとびっきり可愛くて。守ってやりたい!そう思ってしまった子で。
でも本当はこんなにもしっかりとして強い子だったんだな。
「ありがとう。」
情けない顔をしている場合じゃない。失ったものは大きい。けど本当に大事なものを失っていないなら、俺はまた頑張れる。君のために。
君との幸せな未来にもう一度走っていける。
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