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「てかヤスさん、さっきハルトとなに話してたんすか?」
「ん?あー、色々と、な。」
「えー、なんすかそれ!
なあハルト、ヤスさんになに言われたんだよ?」
「え?えっと、もっと自信を持てって。」
「ふーん、そっか!
ヤスさんありがとうございます、ハルト、ちょっと自信持てたみたいだ。」
「どうってことないぜ、思ったこと言っただけだしな。」
「やっぱヤスさんはカッコいいっすね!」
「そうだな。」
「いや、そこは謙遜しましょ!?」
─▪─
「いやー、よかったな!ハルト!
髪もさっぱりして、自信もついて!」
「いや、そこまでじゃないよ。」
ボクはあのあと、ヤスさんに髪の手入れの仕方を教えてもらって、おすすめのシャンプーとかも教えてもらいました。
ヤスさん、とてもいい人でした!
あれがリア充、なんでしょーね…。
「てかハルト、メガネはそのままにすんのか?」
「そのままって?」
「コンタクトにしたりとか。」
「うーん、ボク今までコンタクトとかしたことなかったからなあ…。
それに、お母さんがいいって言わないかもしれないし…。」
「それは大丈夫だ。
俺から陽香おばさんに伝えたら全然おっけーだって。多分帰ったら陽香おばさんがコンタクト渡してくると思う。」
「え、もうそんなことになってんの!?
早くない!?」
「早くはないだろ。」
「そうそう。
なら早く解散した方がいーな!
コンタクトに慣れなきゃだろーし。」
「そうだな。」
「そうだね。」
「よし、じゃあ各々の家に、解散っ!」
「誰だよ。」
「八代健だよっ!」
「うん知ってる。」
「…。ハルトが冷たい…。」
…あれ、これ前もやったかな?
デジャヴ?
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