痕跡なき殺人の手口

1/1
前へ
/25ページ
次へ

痕跡なき殺人の手口

「その後、乙葉に真犯人からの接触があった。そして、彼女を新たな殺人鬼にしようとしていたのだ」  実行犯にするため、痕跡なき殺人を完遂するための手口を指導したのだ。 「課長、その手口って」 「ああ、娘に全身スーパータイツの存在を知らせ、毒薬を送り付けようとしていた」  全身スーパータイツに身を包み、男を誘惑した実行犯は、女性の胸と、陰部にあの毒を塗っておいたのだという。 「つまり、胸やらアソコやらを、男が口をつけた時」  毒が、体に回ったのだという。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加