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女優さんの喘ぎ声が室内に響く。 私はベットの上に膝を立てて Rさんの脚の間で 抱きかかえられるような姿勢で 座っている。 TV画面で初めて見るAV… 興味と理性と恥ずかしさでいっぱいで 振り返って Rさんの胸に顔を埋めた。 〜〜〜〜〜〜〜〜 「ん? どうした? TVは嫌だった?」 Rさんが背中をトントンしながら言う。 「……全部こんなチャンネルだなんて…知らなかったよぅ…」 ハハハ笑 彼の体から笑い声が伝わってくる。 Rさんは パチ と TVを消した。 「美雨ちゃん、こっち向いて…?」 静かな声に 私は顔を上げる。 ……そのまま 塞がれる唇 「んっ……んん…ッ」 さっきより… なんだか… カラダが… 変な感じ… どうして… 繰り返される 深いキスに 自分からも応えていきたくなって 辿々しく舌を絡めていく… Rさんが私をゆっくり押し倒す… 繰り返される口付け… 彼の白い襟元から見える鎖骨… 仕事の日は付けていない シルバーピアス… やり場のない熱が 身体に溜まりだし 軽く抑えされた左手首が… なんだかーーー 「ん…ッ はぁ…ッ… チュッ…」 ーーバスルームに溜められていたお湯の音が ピタリと止んだ。 チュっ… 私だけ 息が上がっている… 「お風呂……入ろうか… 大丈夫?美雨ちゃん^^」 いつもの優しい笑顔の中に 初めて見るRさんがいるように感じる。 …もう、黙って頷くことしか出来ない。 〜〜〜〜 先に入っていいよ。後からいくから。 美雨ちゃんのペースで、安心してね^^ Rさんが 気をつかってくれる。 スルスルと服を脱いで 掛け湯をして お風呂に入った。 朝シャワーを浴びてきたけど、 脱いだ下着は 愛液で汚れていて… 絶対的に信頼してきたRさんの存在が 河の岩場を一歩一歩渡る 兄妹みたいに 広くあいた足元にたじろぐ私に 次の岩場から手を伸ばされているような… そんな感覚。。。 バスタブの泡に包まれて 今更自分の貧相な胸を気にしだす… ぁぁ…もぅ…っ、、 私に確認してからRさんが入ってくる 腰にはタオル… 着替えの様子はお互いに見ている間柄だけど やっぱり新鮮で… 「休日のお風呂、嬉しいな〜^^」 素直に嬉しそうな様子で、 軽くシャワーを浴びてから バスタブに入ってきた。 広いバスタブ。 向かい側に座る。 「あったかいね^^ リラックス できた?」 頭をブンブンと振る 「なんか… こうやって顔見えてたら 恥ずかしい……」 「ーーー?……そしたら、顔 見えないように、 こっちにおいで…?」 少しぬるめのお風呂。 泡がくすぐったい… そろそろとお湯の中を移動して、 伸ばされた彼の手を取る。 そのままRさんの膝の間に 子供のように納まった。 背面から身体と脚が触れて… 「美雨ちゃん…」 Rさんが背中越しに抱きしめた。 筋肉質な腕が体に触れて… …ドキドキする。 「Rさん…」 いつも以上に体格差を感じて Rさんの肌質を感じる… 行き場のない掌で 彼の脚に触れた。 「んッ……美雨ちゃん そんな触り方しちゃだめだよ笑」 「…?」 「君って子はーー…」 そのまま肩に口付ける… キス音が 浴室に響く 「んっ…」 体がピクリと反応して お湯に浮かぶ泡が ゆらゆらとゆれる そのまま首筋に舌を這わせた 「ふぁ……ぅ…… Rさん…っ」 与えられる刺激の 逃し方を知らない身体は 身を固める。 「力… 抜いて…」 私を抱きしめていた両腕が解かれ 私の身体のラインをなぞる… 「んんーッ………」 フフッ 私の反応を楽しむように Rさんは耳を甘噛みした 「ひぁッ……」 チャプンと お湯が音を立てる 「そんな声出したら… 待てなくなっちゃうよ…」 そう言いながらも Rさんの指先は 脚の内側をなぞる。 身体がビクビク反応する 「ね。美雨ちゃん… そろそろ…ベッド行こうか…」 いたずらに体を撫でていた手を 一旦行儀よく肩に置くと、 ぎゅう… と 強めに抱きしめた。 「…うん。 いこ…」 Rさんの鼓動と 熱を感じる… …これって……… 身体に当たるものを感じて ドキドキしながら そろそろと湯から上がり 振り向かないまま 逃げるようにバスローブを羽織った。 〜〜〜〜〜〜 ……つづく☆
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