気づきたくなかった

恋にならなかった小さな気持ち

桃園すず

6分 (3,291文字)

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あらすじ

園芸部顧問になった瀬崎潤平は部長の小関唯香に花屋に連れていかれる。 彼女が選んだ花は、リナリア。姫金魚草。 花言葉は「この恋に気づいて」 表紙は「かんたん表紙メーカー」で作成しました。

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

淡い想いの行く末は、苦い

高校生が教師に抱く淡く儚い恋心を、教師目線で巧みに表現しています。小関さんは高校生活の恋愛のほとんどを瀬崎に注いだんだろうなという事が、瀬崎の淡白な語りから読み取れるのが面白い。 小関さんの恋は当然の
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